こんにちは、110です。
先日のオンライン英会話に引き続き、英語の勉強方法について紹介したいと思います。
この記事は英語を「話す」ために勉強したいが、今まで発音の勉強をしてきていない人に読んでいただきたい内容となっています。
みなさんはフォニックスをご存じでしょうか?
フォニックスとは英語圏の子供たちが文字を読むことができるように考えられた、スペルと発音のルールです。
私が社会人になってから英語の勉強を始めるとき、勉強用の教材を求めて本屋に行きました。そこで出会ったのがフォニックスの本です。そのとき私は自分の過去の英語の勉強を振り返り、中学高校では受験勉強として英語を「読む」「書く」「聞く」、大学・大学院では英語の教科書や論文を「読む」ということをしてきましたが、英語を「話す」ことについてはほとんど勉強してこなかったことに気づきました。しかし、社会人になって英語の勉強を始めた理由は仕事で使うためであり、そのためには英語を「話す」というのは必須になります。そのような状況下で、英語圏の子供たちが学ぶフォニックスというのは非常に興味深く惹かれるものでした。
フォニックスを学ぶと以下のようなことが身につきます。
・スペリングのルール、単語の仕組みがわかる
・知らない単語でも読めるようになる
・きれいな発音を身に付けることができる
もし興味を持った方は一冊本を買って読み、聞き、実際に発音するといったプロセスを試してみて下さい。私はフォニックス発音トレーニングbook、ジュミック今井(著)を購入して練習しましたが、自分でもわかるほど発音力が向上しました。フォニックスの本はいくつか出ていますので自分に合ったものを購入するのが良いと思いますが、CDがついていること、各音を発する際の口や舌の形について図や言葉でわかりやすく説明しているものを選ぶのがいいかと思います。
簡単にではありますが、フォニックスの勉強がどのようなものなのか、紹介させていただきます。
アルファベットの綴りにはアルファベット読みとフォニックス読みが存在します。
例えば「A」であればアルファベット読みは「エイ」、フォニックス読みは「ア」です。
このフォニックス読みを練習していくことになります。例えば「b」であればカタカナであれば「ブ」ですが、日本語の「ブ」と英語の「b」は発音が異なるので、「b」の発音を正しく出すためにはどのような口の形で、どのような息の吐き方で音を出すのかというのを学んでいくことになります。
フォニックスの教科書では単体のアルファベットだけではなく、複数のアルファベットの組み合わせも含め、それぞれについて発音練習をしていくことになります。
「フォニックス発音トレーニングbook」ではアルファベットの組み合わせを以下のように分類分してそれぞれの音の出し方について説明してくれています。
1. consonants(子音)
1字つづり字の子音です。b, pなど。
2. short vowels(短母音)
1字つづり字の子音です。a, eなど。
3. consonant digraphs(子音ダイアグラフ)
2字つづり字の子音です。二つ組み合わせて一つの音となります。ch, shなど。
4. consonant blend(子音ブレンド)
2字以上のつづり字の子音です。複数の子音の音がそれぞれ残ります。sc, gl, dr, splなど。
5. vowel pairs -1(母音ペア-1)
2字つづり字の母音です。1つ目の母音をアルファベット読みし2つ目の母音は発音しません。ai, ieなど。
6. vowel pairs -2(母音ペア-2)
2字つづり字の母音です。二つ組み合わせて新しい音となります。oi, auなど。
7. R-controlled vowel(Rのついた母音)
Rと母音の組み合わせです。ar, earなど。
8. silent-E(サイレントE)
単語の終わりが「母音」+「子音」+「e」となる組み合わせです。母音をアルファベット読みします。a_e, e_eなど。
これらのそれぞれについて口の形や舌の位置を図で示し、どのように音を出すのか丁寧に記載されているためわかりやすくきれいな発音を身に付けることができます。
発音を一から勉強したい方はぜひ一度フォニックスの本を手に取ってみて下さい。
勉強した発音を試してみるにはオンライン英会話がおすすめです。オンライン英会話についてはこちらの記事で紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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